ミュータント・メッセージ

先週は参った。

風邪と思いきや、ひどい頭痛と耳鳴りが続き、脳外科でMRIをとってもらったり、
その他病院に緊急でかけこむようなひどい状態が続いた。

6月10日、自分の誕生日を待っての11日からの闇からの脱出。
今回ばかりは、また入院か!と思ったほどだ。

現状は、本当にすばらしい方々とのご縁が特に続いていながらも、
ここ数ヶ月のいろいろなできごとに、
より敏感になっている体質も影響し、
社会情勢の矛盾、あちこちで起こる理解不能な事件、
そして、現実と理想のギャップ・・・などなど、
結局は、さまざまな思考が錯綜して
自分の内側が崩壊していく、というところに問題があった。

この6月は、気候のせいもあり、多くの方もバランスを崩されているようだが
さらに、自分の1年のサイクルでも最悪の月、ということが数年前に判明し、
正直、6月は結婚記念日、誕生日など、一般的な考えでは、” いい月 “ と思いがちだったので、
その矛盾になぜだろう?といつも思っていたものだ。
「そうか、だからか・・・」と納得してからは、受け流すようにつとめていたのだが。

寝込んでいるうちに、ローレン先生の10日夜からの滞在、11日の食事のお誘いでも元気をいただき、
11日はほかにも素敵なできごとが続いたおかげで、回復の兆しをみせた。

12日にはリンクページでもご紹介している、” 宇宙 “ のメッセンジャーとも言える
space operaの福田奈美さんに、忙しいのに視ていただいける時間を与えられた。

自分でもカードリーディングをしながら、そのカードたちの内容に
更に元気をもらった。

そういえば、ローレン先生からは、チャクラティー・・・日本では見ない・・・を
「体調が悪いと聞いたから、ぜひ飲んで☆」と
まるで待ちうけていたかのような
まさに必要とされた贈り物をいただき、またまた助けられた。

たくさんのサポートにただただ、感謝☆

 

 

そして、その11日から、
もう10年近くになるだろうか・・・
カメラマンの瑳山ゆりちゃんが、いつものように置いていった本の中に、
気になっていた本が眠っていた。

そう、” ミュータント・メッセージ ” を、なぜかこのタイミングで奥の棚から手に取ったのだ。
10年ほどの間、忙しさにかまけて、ほとんど本を読むタイミングもなかった。

たちまち、読み終えた。

おもしろい本だとは知っていたが、
泣いた、泣いた。
読めなくなり、休んで読んで、また泣いた、泣いた。

心に、魂に、響いた。

” 今 ” だったのだ!!

そう、この、今の時代だからこそ、
そう、” 今この時 ” にやってきたのだ。

その内容は、私の内側でモヤモヤしていたものを払拭してくれた。
今の物質社会に限界を感じていた私の心にストレートに響いた。

この内容は、特に、バブル崩壊後、リーマンショック後、そして震災後の
虚無的な世の中に、本当に大切な原点を目覚めさせてくれる。

また、この内容に関しては、くだらない” 嘘だ、ホントだ談義 ” が交わされていたが
そんなことはどうでもよい。
驚いたことに、これも数少ない尊敬する人である、江原啓之さんの思想(多くの書籍でうたっている)
が彼らの肉体と魂のあり方と、ほとんど同じ考えであり、だからこそ、理解できた部分も大いにある。
(江原さんもかなりたたかれたが・・・批判する人は勝手にすればいいだけだ)

大切なことは、
先住民族であるアボリジニの思想が、
今、瀕死の状態である、この地球全体を救う大きなカギとなっていることだ。

出版された1995年当時でも、作者マルロ・モーガンをはじめ、気付き始めていた人々はすでに、
環境破壊や物質社会の危機、更に放射能のことまで、危惧していたのに、
今の時代は、更に悪化している。

もう少し、人間が、そうここでいうミュータントが
本当の意味で賢くなれる日が訪れるのだろうか、、、

という不安とあきらめを抱えながら、

でも、前向きに、大切なものを見失わないよう、
ひとりひとりが進んでいくしかないのだ、と
改めて気付かされた、壮大で、精神性の高い時間を与えられたことに感謝。

私自身、
目に見えるものより、目に見えないものを信じる。

所詮、地位や権力に支配され、お金という尺度で判断され、
それはまた人間が意図的に作ったモノ、社会であること、
そして感情までも支配されている世の中であるということを気付かなければならない。

それは決して、スピリチュアルなどという言葉で片付ける話ではない。

人間が本来与えられた、五感を研ぎ澄ますことで見えてくること、
そして確信するということの方が、何よりも、ホンモノであると心より思うからだ。

 

このタイミングで、この本にご縁をもたせていただいたことに
心より感謝します。

どうか、多くの方が、この本を、初めてでも再びでも、今、手にしていただけることを願います。

そうすれば、戦争や、人を憎む心、虚栄心、競争心、そして、不思議なモンスター的な人々もいなくなり、
心穏やかに笑い合える日々が生まれるのだと、信じるから。
今だからこそ、もう少しだけたくさんの人の心に響くのではないかと。

現に、こうして決定的に、心の闇から、本当に抜け出せることができるのだから。

ちなみに、新たに感謝と自分の決意を誓った直後のエンジェルカード(ユニコーンの)は、
なんと、Definitely Yes! だった。

素直に、「やった!!」と、
すべてに感謝した。