金メダル?!

真央ちゃん、そしてオリンピックで活躍しているみなさん、
ほとんどTVは見れないけれど、チラチラ情報GET。
真央ちゃんの評価が低かったのですね。

でも、ちょっとだけ見たら、とても素敵だった。

以前からご紹介している「ミュータント・メッセージ」に、
感動しやすいわたしは、いくつもの名言を勝手にインプット。

その中に、
主人公が、アボリジニ(オーストラリア先住民)に
現代の遊びとして野球を教えるシーンがある。

楽しくチームワークでやることを教えるのだが、
確か、アボリジニ「勝ち負けがあるんでしょ。
それはあまり好きじゃないな。負けた人が悲しい。
悲しむ人が出るのはよくない。
みんなが喜ぶのがいい。」と
缶蹴りをして遊んだシーンがあった。

いたく共感した。

思えば小さい頃から勝敗に興味がなかった。

でも、親は厳しかったので、成績が良いと褒められ、
いつしか、そのことが「いいこと」、のようにインプットされていく。

多くの人は、頑張りすぎる自分にも気付かず、
いわば、日本の競争社会の中で、「勝ち取って行く」ことに
快感や優越感を覚えさせられる。

というか、「そうであるべき社会」が長年、作られてきた。
一部の人間によって。
すべてコントロールされてきたのを気付かないでいた。

しかし、今はどうだろう。

モノが溢れる社会、「ものづくり大国日本」。。。たとえば、そういうことをとってみても、、、
時代は変わっている。ほとんど手に入らないものがない時代に、
まだ次から次から無用かもしれないモノをつくり続け、
売れなければゴミを増やし、環境を汚す。
貧しい国に寄付をするわけでもなく、
無駄に捨て、処分し、お金を廃棄に使う。
これからは、
目に見えないモノを大切にしていく時代。
形や物質にとらわれない、本当の価値観を迫られる時代。

少しずつ、われわれは気づいてきている。

オリンピックを否定するわけではない。

ただ、
頑張っている人は、みんな金メダルだ、と、

それがスポーツではなくても、
日々の生活の中でも、
思って過ごしている。
心を大切にする時代。
それが、人間らしい、ほんとうの姿ではないか。
ときに、自然や、動物たちは、そんなことも教えてくれる。