7月21日の参議院選挙

本当は今の世の中への落胆で、参加したくない気持ちでいっぱだが
冷静に未来のことを考えると、やはりひとりひとりが参加することが大切なのだ、と自分に言い聞かせる。

原発を推進することがどんな事態を招くか、
先日ご紹介した映画「犬と猫と人間と2」でも
「単なる動物愛護」の話ではなく、
私たち「人間」として生きている立場上、

“ 自然、動物、人間に至るすべてのものを支配しているのが人間である ”

という事実を受け止めなければならない。

それが、” 今でしょ! “ と、まさにその言葉どおり
” 今 ” ひとりひとりが自覚しなければ、平和な未来はない、と言っても過言ではないのだ。

ちょうど、「犬と猫と人間と2」の映画は、まるで映画の回し者のように
周囲の方々にも宣伝して回ったが、
結果としてかなりの方が足を運ばれ
「今回薦めてもらわなければ、きっと行かなかったから、本当に観てよかった、
たくさんの人が観なければならない」などというコメントをほとんどの方からいただいた。

30日のワークショップ「わたしとあなたにできること」にも参加し、
宍戸監督、飯田プロデューサーをはじめ
映画にも登場された方々が一体となって課題に取り組んだ。

アニマルクラブ石巻 代表 - 阿部智子さん

一般社団法人 SORA 代表 - 菅野利枝さん

LISTA 代表 - 鈴木 理絵さん

やまゆりファーム 代表 - 岡田久子さん

一般社団法人 希望の牧場 代表 - 吉沢正巳さん

 

の皆さんが被災地よりお越しいただき、実際のお話をしていただきながら、

約100名の参加者で、
映画を観た後での問題点、その解決方法などを意見し合う機会を与えられた。

 

10グループに分かれての意見交換。

原発のこと、行政の対応のこと、命のこと、などなど・・・

でも大半を占めたのは
やはり、

「この映画がもっと多くの方に観てもらえないか」

ということだった。

 

それは、
多くの著名人の方々の支持もありながら
結果としてあまり多くの方に観ていただいていない、

という現実からだった。

私の周りでも
ほとんどの方々が
「こういう内容は可愛そうで観れない」

という。

参加した方々の周りも同じだったそうだ。

これは、大きな誤解であり
「こういう内容は可愛そう」というのは
動物愛護精神からだと思うが
今回の内容は東日本大震災後のドキュメンタリー。

今もまだ終わっていない、続いている問題が山済みの内容だ。

それらを、「動物」という「命」を通して描き出していることで
まさに、人間のエゴで翻弄される動物たち、人間たち、を浮き彫りにしているのだ。

この現実を直視せず、同じ日本人として無視して生活していいのだろうか。

わたしは、まずやはり、そこだった。

舞台は、石巻から始まり、福島へ。

以前のブログでもご紹介したように
犬・猫の域ではなく、以前問題となった牛たちの現状も・・・

人々が生かされていることと同時に
動物たちにも命がある。

その命をめぐる問題。

わたしは、岡田さんと吉沢さん、そして前身の「ファームアルカディア」の代表が
信頼関係で結束させた「与えられた命の選択」にただただ感動せずにはいられなかった。

そこに参加される方々の、自分の生活さえも投げ打って必死に活動する勇姿には
そこまで現実として実行できないであろう自分からは、尊敬に値するとしか言いようがない。

命の問題は、動物・人間を対象にすると賛否両論があるのだが、
わたしは、やはり理屈抜きで、できる限り見殺しにすることはしたくないし、
動物だから人間より下、という考えは
” 人間が地球上で一番偉い ” と考えている愚かな人間の勝手なエゴではないか、と思う。

その証拠に、
今まで自然を大切にしてこなかった人類が、
こんなに大きなしっぺ返しを自然界から受けている、ということを認めて
反省して、感謝して、大切にしていく、、、
実行に移していかなければならない時が来ているのだ。

以前、お伝えした著書「ミュータント・メッセージ」も然り。

その他、自然界、動物界、ひいては目に見えない世界をも大切にしていかなければ
物質至上主義にまみれた心ない世の中に、明るい未来はないのだから。

私たち人間は多くの生命体の中に生かされている、
ということを、もっと多くの人が気付けば、少しでも変わるのではないか。

一人ひとりの役割は違う。

その中で、ちっちゃなことでも自分のできることをするだけで、本当に大きな力になるのだ。

ここに、また大好きな、数少ない本物の人、と言われるカウンセラーの
江原啓之さんに関する記事をご紹介します。

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2013.6.8の記事から

江原は、今回の震災については、すべてはシグナルであり、
我々の「心の映し出し」だととらえている。
そして、グローバルな視点で世界情勢を語りながら、
現代の「物質至上主義」に警告を発し、このような予言をしている。

 

「もし、このまま経済的に潤うことだけを優先し、
戦争さえも辞さないようなやり方で、なりふりかまわず発展のために突き進んでいくのなら、
世界は『ノアの方舟』のような状態になりかねません(※原文ママ)」

このまま「拝金主義」、「物質至上主義」で突き進むと旧約聖書の一節「ノアの箱舟」のように、
ほとんどすべての大地や生物が大洪水で滅んでしまう。

「人類滅亡の危機」にさらされるかもしれない……ということなのだ。

「目に見えないものへの敬い」をおろそかにしている現代。
世界が救われるヒントとして、今こそ、“日本古来の信仰”を取り戻し、
日本が精神的リーダーシップを発揮することが、重要だと記されている。

さらに、江原は原発問題に対してはかなり厳しく警鐘を鳴らしている。
人の手に負えない原発に関して、このまま進めてはいけないと霊界からメッセージがきている。
一刻も早く、原発に頼らないエネルギー社会になる必要性を説いている。

「今回の福島第一原子力発電所の事故によって放出された放射能が半減するまでの期間(半減期)を考えても、
これから先、私たちが生きている時代だけではなく、孫のそのまた孫、そしてもっと先にまで、
この問題は続いていきます。(中略)『2万年後の人、あとはうまくやってくださいね』
と無責任に言い放って、“死に逃げ”することなど、絶対にできないのです」(※原文ママ)
……というように、自ら蒔いた種は自ら刈り取るという「カルマの法則」を唱えている。

我々人類の行く末にとって重大な予言の内容を知るために、
そして、今の我々の生き方を考え直すためにも、一度、この『予言』を手に取って読んでみるとよいだろう……。

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この映画及び、映画に登場されている被災地に関する情報、その他は
今後、ボランティアページにて触れていきたいと思います。

現実にまだまだ大変な被災地を通して、
私たち日本人が、この国に生まれてきたことを真剣に考える時間を1日5分でももてたら、
生かされている意味など考えられるようになるかもしれません。

皆さんの現実の忙しさに追われている時間を、敢えて5分でも、” もう少しだけ現実を知ること ”
に費やせることができるなら。。。