震災ボランティア特別企画
「2011.3.11.被災動物たちの命の灯火。そして今・・・」
10月20日~11月4日 駒沢アフロディーテサロンにて
このたび、この企画をさせていただくにあたり、
多大なるご協力をいただけました下記団体様および関係者さまにまずは御礼申し上げます。
2012年4月30日に、福島・松島・石巻へ出向き、
実際、私たちに何ができるだろう・・・と思ったことで
それから震災動物ボランティアに参加し始めたことがきっかけとなりました。
また、震災から2年半経った今もなお、
まだ変わらぬ状況下、飼い主さんを待ち望んでいる動物たちがたくさんいることも事実です。
そして、そんな彼らを温かく支援している人々。
少しでも、この現実を多くのみなさまに知っていただくことで、
何か感じていただければ幸いと願う気持ちでいっぱいです。
現実を知ること、見守ること、、、それも充分な支援となります。
明るく温かいエネルギーが、彼ら動物たちに届きますよう
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
下記、ご紹介させてください。
A.「犬と猫と人間と2」“わたしとあなたにできること”プロジェクトより紹介展示
<テーマ> 6/30東京都世田谷区で開催した「トーク&ワークショップ わたしとあなたにできること
~『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』を観たあとで~」の報告と、
来年2/23に福島県いわき市で開催予定のトークイベント
「福島の『犬と猫と人間』は、今…
~被災した動物たちと飼い主の“これから”を考える~」の紹介をいたします。
この「犬と猫と人間と2」は、実際に6月、東京上映を皮切りに現在も全国各地で上映されている
震災後の動物達を通して、私たち人間の言動により落胆や失望、苦難や哀しみと共に、
勇気と感動も与えてくれる、とても貴重なドキュメンタリー映画です。
何度かこちらのログでもご紹介いたしましたが、観られた方々の反響は大きく、
その後も上記ワークショップを通じて各地で試行錯誤しながらも、
それぞれの方がそれぞれの方法で支援の輪を広げています。
公式サイトはこちら → http://inunekoningen2.com/
B.特定非営利活動法人SORAアニマルシェルターより紹介展示
<テーマ>福島市内で、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故による被災動物(犬・猫)の
保護活動をしている団体「SORA」の紹介展示です。現在お世話をしている犬29頭、猫17匹。
彼らとその家族がお互いに「お帰りなさい」が言えるまで…SORAは走り続けます。
上記の映画内にも登場する実際に現在もなお活動を続けている動物シェルター。
たくさんの人々の支援のおかげで、現在も犬猫さんたちは、豊かな愛に育まれ日々を過ごしています。
と、同時に一日も早い復興を信じて、飼い主さんの元へ戻れる日を心待ちにしているのです。
公式サイトはこちら → http://sora.ne.jp/
C.「震災で消えた小さな命展」より紹介展示
<テーマ> 2011年3月11日に起きた東日本大震災により失われた命の中に、
動物たちの命もたくさんありました。
動物の家族を失い、辛い思いをされている飼い主さんたちから絵にしてほしいという ご依頼を受けて、
国内外、約100名の作家たちが、亡くなった動物たちを絵にしました。
描いた絵は日本・海外を巡回し、その後、飼い主さんにプレゼントする・・というものです。
上記の映画内にも登場する作家うささんを代表とする動物の命展より今回は特別に10枚程をお借りいたします。
全国各地で今もなお開催されている展示からは、
各飼い主さんと動物たちの愛に溢れた空気がそのまま伝わります。
公式サイトはこちら → http://chiisanainochi.com/inochiten2/02_home.html
D. ふんばろう東日本支援プロジェクト公認「ふんばろう動物班」より紹介展示
<テーマ>「被災保護動物たちの今」
待っているのは、家族です。元の飼い主さんとまた一緒に暮らせるその日を待っている子。
飼い主さんと一緒に暮らせなくなって新しい家族ができるのを待っている子。
さまざまな事情を抱えた動物たちと、彼らのためにふんばる保護主さんの活動の様子をお伝えします。」
物資支援をするためのシステムと広報で応援するグループです。
また、助かっても 継続して飼う事が困難な人もいます。
被災した動物の保護活動をしている方を支援する事は 被災者さんの心のケアにもつながります。
「命は助けるもの。生かすもの。」という 理屈抜きの思いを胸に活動をされています。
複数の支援をしてされている方々の状況をお知らせしていますので
こんな支援ならできる、と思われた方は、ぜひ。
公式サイトはこちら → http://wallpaper.fumbaro.org/animal/animal
E.やまゆりファーム/希望の牧場ふくしまより 紹介展示
<テーマ>東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能に汚染され、
国から殺処分を命ぜられた牛約400頭を生かし続ける牧場の紹介展示です。
「経済動物」としての価値を失ってしまった、ただの「いのち」の群れ、
そしてその「いのち」に真っ正面から向き合う人々の姿を、ぜひご覧ください。
上記の映画内にも登場する、目の前の命の尊さを身をもって考えさせられる現実があります。
そこで救われ、今生かされている命の喜びを感じてみてください。
公式サイトはこちら → やまゆりファーム http://yamayuri.tsunokakushi.com/
希望の牧場 http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/
その他、福島県動物救護本部、三春シェルターの様子もお伝えできればと思います。