2011年3月11日に起きた東日本大震災では、5年経った今もなおその爪痕は深く残されたままだ。

3年が経とうとしていた2月の終わり、
さまざまな活動をされてきた被災動物支援の方々の活動に絡め、
被災動物を訪ねるツアーを企画・実施した。

その内容は、このサイトのボランティアページに、
その報告は、動物支援活動を行っているbullioさんの松井さんに作っていただいいた

『犬と猫と人間と、牛。もくもくProject』のサイトに一部、みなさまの感想も含め掲載されています。

→ http://mokumokutour.jimdo.com/

また、詳しいレポート内容は、bullio さんのサイト内にまとめていただきましたのでご覧下さい。
→  http://www.bullio.jp/column/seminar/seminar12.html


3年後の状況と、5年経った今、

この国は果たして何が変わったのだろう…
あの時尋ねた三春シェルターは昨年なくなったが、まだ福島市のSORAシェルター、
いわきのLISTAさんは一生懸命犬猫たちのお世話をしてくださっています。

また、全員避難、鎖に繋がれ置き去りにされたままの犬たちがいた飯館村では2014年から、
「福光の家」など新たにできたシェルターさんも頑張ってくださっています。

とにかく、とにかく、
こんな苦しい状況から、
どうか早く抜け出せますように。

原発事故は、
人間はもちろん、
自然や動物たちに膨大な爪痕を残している。

震災当時から命をかけて活動してきた方々のご尽力は、計り知れない。

まだ安全な処理も目処がたたない状況下、
人間をはじめ原発に苦しめられている命たちがたくさん存在する以上、
原発の再稼働など、ありえないのではないだろうか…

もくもくツアーの2年前の様子を敢えて載せさせて頂きます。

実はあの後、とても画像を選べるエネルギーがなくなってしまったのが、実際のところで、
今頃申し訳ありません。

私たち人間は、いったい優しく尊い命たちを、どうしようとしているのだろうか・・・

敢えて苦しい状況下、明るく前向きなエネルギーを与えてくださった皆様に多大なる感謝を込めて。